もらって嬉しいから、出したくなる

仕事絡みの形式的なお付き合いで贈ったお中元やお歳暮などに対するお礼状は別として、ちょっとしたことに思いがけずお礼状が届いたりすると、すごく嬉しいものです。大量生産の『ワープロ打ち署名のみ肉筆礼状』に興ざめすることはあっても、葉書であれカードであれ、心のこもった手書きのお礼状をもらって嫌な気がする人はいないでしょう。その嬉しい気持ちが、次はもらった人を書く方に回らせるのではないかと思います。
マンハッタンの親達は、子供が文字を書けるようになると直ぐお礼状を書く習慣を身につけさせようとします。例えば、バースデー・パーティーに来てくれたお友達に、来てもらったお礼、プレゼントのお礼などを書いて送ります。これを最初の1人が始めると、お友達からの自分宛の『サンキュー・カード』が届いた嬉しさが、次は受け取った子供達を書く気にさせ、どんどん良い習慣が広がっていくのです。そのうち小さな子供達が、自ら進んで「お礼状書かなきゃ。」と言い出すのですから、習慣とはすごいものです。我が家の2人の子供達もそうでした。

お礼状の習慣付けに+1 !

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大切なのはタイミング
お礼状の書き方については、検索すれば数限りのないほどの情報が溢れかえっていますが、いずれも一様に強調しているのが、早いタイミングで出すのが重要ということです。贈り物を頂戴した日、御呼ばれにあずかった日、その日のうちにとまでは言いませんが、翌日か、せめて2、3日中には出したいものです。これはやはり、「嬉しかった」「楽しかった」「ありがたかった」という気持ちが冷めないうちに相手に伝えるのが一番というこ
やっぱり手書きが一番?
書いて直ぐ送れるという点では、eメールでお礼状というのも1つの方法ですね。でも、大半のコミュニケーションがeメール上で行われるようなビジネス・シーンは別として、やはり個人的なお付き合いの中では、手書きのお礼状を郵送でもらうのとeメールの礼状をもらうのでは大きな違いがあるように思えます。私も状況に応じてカードとeメールの両方を使い分けるようにしています。例えば、たまに会う友人とランチしたとしましょう